先日、仕事の一環で、大阪市立阿倍野区防災センター で防災訓練を受講してきました。ちなみに 昨年は普通救命講習 でAEDの使用方法等を学習しました。
防災訓練の内容は…
- 地震体験
- 二次災害を防ぐ為の火災防止措置
- 煙中での移動訓練
- 消火器、消化ポンプでの消化訓練
- 身の回りのモノを利用した応急救護
- その他もろもろ
といった感じです。 所要時間は100分間と長時間に及びますが、参考になるコトが多く、楽しんで受講できますので、時間はあっと言う間でした。
防災訓練の中で、起震装置を用いた地震体験がありますが、この装置で、今年3月の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)および、1995年の 阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)と同等の揺れを再現することができます (((゜д゜;)))
どちらも同じ震度7 ですが、体感的に揺れの強さは兵庫県南部地震の方が遥かに大きいように感じました。これは、内陸部にある活断層で発生する比較的震源の浅い直下型地震と、海溝の陸側プレート( 岩板 )の下に海側プレートが沈み込む境界で発生する海溝型地震の違いなんだそうです。ただし海溝型地震は津波の危険性があり、東北地方太平洋沖地震も その後の津波によって 甚大な被害がもたらされました。
30年以内に高い確率では東南海・南海地震が発生すると言われています。やはり、日頃から有事に備えておくことが大切。備えあれば憂いなし。 とても良い勉強になりました。