大阪運輸支局(寝屋川陸運局)でのバイクユーザー車検手順

 

先日、バイクのユーザー車検を受けてきました。事前の準備から当日の手続き・検査の手順等をまとめています。近畿運輸局大阪運輸支局(寝屋川陸運局)での車検手順を紹介していますので、他の検査場では手続きや検査手順が多少異なる場合があります。

 

 

1.車検費用(2018年06月 現在)
・重量税
初年度登録から13年未満 3,800円
初年度登録から13年経過 4,600円
初年度登録から18年経過 5,000円

・検査手数料(印紙代)
1,700円

・自賠責保険料
24か月 11,520円
25か月 11,780円※1
※1 車検の有効期限が過ぎてしまった場合、役所で仮ナンバーを申請・取得しないと運転できませんが、仮ナンバーを申請するには自賠責保険に加入している必要がありますので、車検の有効期限と自賠責保険の満了日が近い場合は25か月にしておく方が良いですね。

 

以上3点が車検時に必要な費用です。初年度登録から13年未満のバイクなら
3,800 + 1,700 + 11,520 = 17,020円
という事になります。自賠責保険料は250cc以下でも必要ですので、実際は重量税と検査手数料のみ!?と考えれば安いもんです。ちなみに、バイク屋さんに車検を依頼すれば、点検整備費用や代行手数料も全て含めて、トータル 60,000円前後(交換部品によって異なる)必要だと思います。

 

 

 

 

2.点検整備、カスタムパーツの確認
車検前の点検整備や、カスタムパーツの保安基準適合等については以下の記事で詳しく解説しています。
 
・バイクユーザー車検前の点検整備
・バイクの定番カスタムパーツ車検適合確認

 

 

 

 

3.車検の予約
国土交通省の自動車検査インターネット予約システムで車検の予約を実施します。画面の指示に従って車検証の内容・受検日時・メールアドレス等の必要事項を入力します。予約が完了すると、登録したメールアドレスに予約番号や検査の受付時間などが通知されます。予約番号は車検当日に必要になりますので、届いたメールを印刷するかスマホで撮影しておくとよいでしょう。

 

 

 

 

4.車検時に必要なもの
車検当日に持っていくものは次の7つです。

・車検証    (運輸支局で再発行可)
・軽自動車税納税証明書(役所の税務課で再発行可)
・自賠責保険証 (現在加入している証書)
・車検の予約番号(予約システムで通知された番号)
・印鑑     (書類の訂正時に必要な場合あり)
・点検整備記録簿 ※2
・車検費用 ※3

※2 定期点検整備記録簿は車輌のメンテナンスノートに付属しているものを使用すればよいでしょう。また、ネットでダウンロードしたものを使用するか、点検・整備を実施しておいて、車検当日に運輸局で用紙を貰って記入してもOKです。
 
※3 車検の費用ですが、ヘッドライトの光軸検査で不合格となるケースが多いので、近くのテスター屋で光軸調整してもらう為の費用(1500円くらい)も合わせて、少し多めに用意しておきます。テスター屋はネットで検索すればすぐに見つかりますので、事前に場所をチェックしておくと慌てずに済みます。当日の再検査なら追加の検査手数料不要です。

 

 

 

 

5.事前準備(その他)
これは必須ではありませんが、準備しておけば便利かも!? … という感じです。当日は書類を持ってバイクを移動させる必要があります。都度カバンから出し入れするのは面倒なので、マグネットを取り付けたバインダーを用意しておけば、タンクに貼り付けられるので楽ちんです。風で飛ばないよう磁力が強めのものが良いです。また、タンクのキズ防止の為、磁石の上に厚手のテープを張っておけば完璧。

検査中はヘルメットも必要ないので、ヘルメットを収納できるリュック等があると便利です。ここまで準備できたら、あとは車検当日に雨が降らないよう祈るだけ。日頃の行いが重要です(笑)

 

 

 

 

6.車検手続き
車検当日は、出発前に灯火類のチェックをしておきましょう。昨日まで異常無かったのに!…なんてこともあります。万が一異常があっても、このタイミングならまだ間に合うかもしれません。
というわけで、灯火類を軽く点検した後、大阪府寝屋川市の近畿運輸局大阪運輸支局へやってきました。余裕をもって、受付開始時間の1時間ほど前に到着していれば充分です(受付時間は予約時に通知されます)。駐輪場へバイクを停めたら、早速手続きに向かいましょう。

 

 

駐輪場にバイクを停めたら、車検証等を準備して 最初に陸運協会へ向かいます。窓口でバイクのユーザー車検である旨を伝えるとスムーズです。コチラで重量税、検査手数料、自賠責保険料の支払いを行います。

特に難しいことは無く、車検証等の書類を見せて料金を支払うだけで、あとは係の人が対応してくれます。分からないことがあれば丁寧に教えてくれますので心配は無用です。陸運協会での手続きが終了したら、4枚の書類自賠責保険証を受け取っているはずです。

・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・自動車検査票
・点検整備記録簿(これは自分で準備していれば不要)
・自賠責保険証(次の車検期限まで有効な証書)

 

 

 

 

7.書類の記入・提出
次に駐輪場の近くに建っている運輸支局庁舎(ガラス張りの大きな建屋)へ。向かって右側の入り口から入った正面にユーザー車検の受付窓口があります。

窓口に行く前に、入り口の右手奥に書類の記入サンプルが掲示されたテーブルがあるので、サンプルを見ながら書類に必要事項を記入しましょう(テーブルの配置は変わるかもしれません)。ちなみに、車検の予約番号は自動車検査票に記入欄があります。全てサンプルを見ながら記入すれば簡単です。記入が完了すれば、最後に提出書類が揃っているかチェックします。

・車検証
・軽自動車税納税証明書
・自賠責保険証(現在加入中の証書と、次の車検まで有効な証書)
・点検整備記録簿
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・自動車検査票

すべて揃っていることを確認したら、ユーザー車検の受付窓口に書類を提出してチェックしてもらいます。書類に不備が無ければ、いよいよ検査ラインへ。

 

 

 

 

8.検査ライン
書類を持ってバイクを検査ラインへ移動します。二輪車の検査ラインは一番北側です。検査ラインではマグネット付きバインダーが重宝します。また検査中、ヘルメットは必要はありません。

 

検査ラインへ到着すると、順番待ちの列ができているかもしれませんが、検査の手順がよく分からずに不安な場合は、直ぐに列に並ばず、フェンス際にバイクを停めて、他の人が検査を受けている様子を観察してから列に並ぶと良いでしょう。

他の人を見ているとわかりますが、最初に排ガス検査がありますので、順番が回ってくる少し前からエンジンを始動して暖めておきましょう。ライン上ではエンジンをかけたままでOKです。
2017年2月(2017年=平成29年)より、エンジン警告灯などが点灯している状態では検査を受けられなくなったのですが、注意したいのはABS警告灯です。一度エンジン停止すると再始動後にABS警告灯が点灯して、ある程度の距離を走行しないと消灯しない車種があります。警告灯が消灯しないと検査を実施してもらえませんので、そういった車種はラインにバイクを移動させたら、検査が終了するまでエンジンを停止しないほうが良いでしょう。

 

 

 

 

検査ライン(手順 ①~⑩)

①車体の点検
検査ラインの入り口で、ホーンや灯火類の検査、車台番号チェック、車幅の測定などを実施します。検査員に指示された通りに実施すればOKです。特に注意する点はありませんが、手順に慣れていない場合は最初に検査員に伝えておくと良いでしょう。

 

②排ガス・近接排気騒音検査
排ガス検査は装置の表示に従って、検査用のプローブ(棒状のセンサー)をマフラーに突っ込んで検査します。リプレイスマフラーに交換している場合は排出ガス試験結果証明書WMTCモード排出ガス試験結果証明書が必要な場合があります。排ガス検査が終了したら、自動車検査票を排ガス検査の記録機に差し込んで結果を印字します。排ガス規制が適用される以前の車種は排ガス検査は実施しません。

近接排気騒音検査は、検査員の指示に従ってスロットル操作を行います(測定機器は検査員が操作)。排ガス規制等についての詳細はコチラをご覧ください。

 

③テスタによる検査の設定
テスタでの検査前に、車種選択スイッチを操作します。これも検査員が車種や年式を見て操作してくれるかもしれません。

・スピードメーター検査選択
スピードメーター検査選択は、前輪・後輪のどちらで車速を検出しているか選択します。テスタを使った検査は前輪・後輪の順番に測定するため、この選択によってスピードメーター検査を行うタイミングが変わります。間違えるとスピードメーター検査が実施できませんので注意して下さい。前輪・後輪どちらか分からない場合はコチラをご覧ください。

 

・旧基準速度計
旧基準速度計ボタンは、2006年12月31日以前に製造された車両が対象ですので、対象車の場合はボタンを押します。詳しくはコチラをご覧ください。

 

・ヘッドライト検査選択
ヘッドライト検査選択は、ハイビームが 1灯式のタイプか、2灯式のタイプなのかを選択します。ヘッドライトの数ではないので注意して下さい。これも対象のスイッチを押せばOKです。どちらか分らない場合はコチラをご覧ください。

 

・再入場申告
再検査の場合のみ操作します。不合格となった箇所だけ検査しますので、該当のスイッチを押します。

 

 

以降の手順④~⑧はバイクに跨ったまま、前方の電光掲示板(または音声案内)に従ってバイクを操作します。先行して勝手に検査を進めないよう注意して下さい。電光掲示板を見る余裕が無くても、同時に音声案内してくれるので分かりやすいです。また、バイクを前進させるとき以外はギアをニュートラルにしておきましょう。ユーザー車検なら検査員が横について指示してくれると思いますので、難しく考える必要はありません。

バイクに跨り、電光掲示板の表示に従って前輪をテスタにのせます。ギアをニュートラルにしたら、テスタでの検査を始めます。

④スピードメーター検査
前輪検出車種のみ実施  後輪検出の場合は次の手順へ)
電光掲示板の表示に従い、フットスイッチを踏むとテスタが前輪を回し始めますので、バイクのスピードメーターが40km/hになったらフットスイッチから足を離します。

⑤フロントブレーキ検査
電光掲示板の表示に従いフットスイッチを踏むとテスタが前輪を回し始めますので、電光掲示板の表示に従ってフットスイッチを踏んだまま前後ブレーキを一緒にかけます。転倒注意!

電光掲示板の表示に従って、後輪をテスタにのせて、ギアをニュートラルにします。

⑥スピードメーター検査
後輪検出車種のみ実施  前輪検出の場合は実施済なので次の手順へ)
電光掲示板の表示に従いフットスイッチを踏むとテスタが後輪を回し始めますので、バイクのスピードメーターが40km/hになったらフットスイッチから足を離します。

⑦リアブレーキ検査
電光掲示板の表示に従いフットスイッチを踏むとテスタが後輪を回し始めますので、電光掲示板の表示に従ってフットスイッチを踏んだまま前後ブレーキを一緒にかけます。転倒注意!

⑧ヘッドライト光軸検査
電光掲示板の表示に従い、白線の位置まで前進し、ハイビーム点灯させます。電光掲示板の表示に従いフットスイッチを踏むとヘッドライトテスターがバイクの正面にスライドしてきて光軸検査がスタートします。2灯式の場合は手の届く位置にヘッドライトを覆うカバーが置いてあるので、カバーで片方ずつヘッドライトを覆って2回検査します。光軸の検査で不合格になったら、近くのテスター屋で光軸調整してもらってから再検査に臨んで下さい。

⑨検査結果印字
電光掲示板の表示に従い、前進してライン出口へ。自動車検査票を記録機に差込み、ブレーキ、スピードメーター、ヘッドライト光軸の検査結果を印字します。

⑩最終チェック
検査員が自動車検査票の最終チェックを行います。すべての検査に合格して、ハンコをもらったら終了です。

 

 

 

9.車検証交付
ラインでの検査に合格したら、再び運輸支局庁舎のユーザー車検受付窓口へ書類を提出します。新しい車検証が出来上がったら呼び出されますので、車検証を受け取り、記載に誤りが無いか確認できれば全ての手続きは終了です。

 

 

ユーザー車検の手順を簡単にまとめた動画です。

 

車検の手続きやラインでの検査自体は、それほど難しいものではありません。メンテナンスはプロに任せるのが一番ですが、手続きだけでも自分でやれば代行手数料をカットできるのでお得です。車検がネックで250ccに乗っているライダーさんも、ユーザー車検なら400cc以上のバイクに手が届くかもしれませんね  (´▽` )

 

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「大阪運輸支局(寝屋川陸運局)でのバイクユーザー車検手順」への3件のフィードバック

  1. ご丁寧に情報ご共有をありがとうございます!
    因みにハンドルロック検査は項目に入っておりますでしょうか。

    1. おやさん、コメントありがとうございます。
      ハンドルロック検査の有無は、検査官によって異なるように思います。検査したり、しなかったり!? という印象です。ただし、明らかにハンドルロック機構やその周辺に手が加えられた(カスタムされた)車輌であれば、チェックされるのでは?と思います。参考になれば幸いです(^^)

      1. 早急にご返信をありがとうございます!
        大変参考になります。
        今月が車検予定なので頑張ってみます☆

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