今回は、FZ6 Fazer S2の乗車姿勢(ハンドル、バックステップ)と、操作系パーツ(フロントブレーキマスターシリンダー、ブレーキレバー、クラッチレバー)を自分好みに交換・調整していきます。
ハンドル
上が純正です。純正と比べて、絞りが小さいタイプを使用します。写真では解りにくいですが高さも控えめで、ポジションは少し前傾になる感じですね。
ビフォーアフター。ハンドル形状も含めた乗車姿勢は好みによりますが、私の場合 純正ハンドルでは体が直立になるのでコーナリング時のポジションがイマイチ決まりません。あとは、絞りが小さい方がブレーキングを繰り返しても手首が痛くなりません。
バックステップ
ハンドル交換で少し前傾ポジションになったので、ステップも交換。個人的に、ノーマルのステップ位置はチョット前過ぎるように思います。シートに跨って自然に足を地面に下した場所にちょうどステップがある感じで、ヒジョ~に足付きが悪い!
国内メーカーでは、良いものが見当たらない(とゆーか、この車種用のステップは、ほぼラインナップされていない…)ので、海外製をチョイス。意外とお値打ち価格でしたが、取り付けは かなり苦労しました(x_x;)取り付けに関しての問題点は以下の通り。
- シフトペダルとサイドスタンドが干渉
- ヒールガードとセンタースタンドが干渉
- シフトロッドとフレームが干渉
- 純正リアブレーキマスターを使用するためにはかなり加工が必要(他車種用の部品が送られてきた可能性も…)
- リアブレーキマスターを固定するプレートの強度不足
- 純正リザーバタンクホース使用不可
と、数々の不具合を乗り越え、なんとか取り付けできました。やっぱ海外製は信用できん。造り自体はしっかりしてるんだけどね。ちなみに、取説なんて当然のように同封されてません。それから、ステップ部とペダル先端部は国内メーカーのモノを使用してます。
フロントブレーキマスターシリンダー
ニッシン製のラジアルマスターです。コーナー進入時はもちろん微低速でのコントール性まで、純正の横型のマスターシリンダーよりはるかにコントローラブル。ただし、横型マスターと比べると操作感がずいぶん違うので、慣れるまでは要注意。ニッシン製のマスターは純正採用車種が多いんですが、よく見ると以前のモデルと比べて、ブリーダー部の形状や、ブレーキスイッチが新しくなってました。
アジャスタブルレバー(調整式レバー)
ニッシン製ラジアルマスターなら、GSX-Rで使用していたACTIVEのアジャスタブルビレットレバーが使えそうです。これは、純正レバーの調整範囲よりも広範囲で、しかも、より細かくレバー位置の調整が可能です。個人的には一番初めに交換したいパーツです。一度使ったら、5段~6段階くらいの調整式レバーには戻れません。それくらい使い勝手が良いです。
レバー部分は少し加工すれば他車種のモノも使えてしまうので、レバー部分のみ数種類持ってました。私はハンドルに近いほうが扱いやすので、一番右のヤツを使用。たしかブレンボ用のショートタイプだったと思いますが、GSX-Rで使用してたので、もう忘れました(^▽^;)好みのレバー形状は人それぞれ。使いやすいのが一番です。
ブレーキパッド
ブレーキパッドは、ZCOO セラミックシンタード TYPE‐Cです。ホントはメタリカのSPEC03が欲しかったのですが、ず~っとメーカー在庫切れだったので、こっちにしました。効力は充分(>▽<)握リはじめからしっかりと効力が立ち上がってきます。もう少しもっさりと奥で効いてくる感じの方が扱いやすいかもしれません。
クラッチレバー
今回もメーカー不明の激安調整式クラッチレバー。加工精度は値段相応。カラーが黒だったら何でもよかったんですけどネ。
スクリーン
ツーリング仕様の大型スクリーンに交換。これでもハイウェイ走ったら、体にケッコウ風が当たります(;´Д`)ノ
多少は乗りやすくなった!? あとはフェンダーレスくらいかな。気が向いたら自作します(・∀・)