長い間 放置していたクーラント交換に ようやく着手(^_^;)
ちなみに水冷エンジンには、通常ロングライフクーラント(LLC)を使用しますが、冷却性能だけで考えれば、一番よく冷えるのは真水なんです。ただし、真水の場合0℃ で凍って膨張するので、エンジン破損の危険がありますし、水路を腐食させてしまうので、不凍液や防錆剤が入ったクーラントを使用します。
クーラントは原液を薄めて使用(既に薄めて売ってるモノもある)しますが、上記の理由から、混合比は薄いほうが良く冷えます。それから薄めるときは水道水をそのまま使用すると、塩素などの薬品で水路が腐食する可能性があるので、一度沸騰させたものを冷まして使います。
さて、クーラント交換作業の続きです。外したホースを元に戻して、クーラントを注ぎます。車体を揺すったりホースをモミモミすると、コポコポと音をたてて水位が下がってくるので、クーラントが入らなくなるまで繰り返します。
次に、リザーバータンクにも注水してからエンジン始動します。サーモスタットが開いて内部にクーラントが行き渡ってからエンジン停止し、しばらく放置。そしてエンジンが十分に冷えてから、ウエスを被せて(火傷注意)ラジエターキャップを外して水位をチェックし、水位が下がっている場合は補水します。 あとはコレを繰り返して、水位が下がらなくなったら完了です(>▽<)y