ZX-10Rのシート加工&張り替え。シート生地は滑りにくいタイプをチョイス。
まず、マイナスドライバーとペンチを使ってシート生地を留めているステープルを取り除き、シート生地を剥がします。
シート生地が剥がれたら、シートスポンジを削ります。使用する工具はシート加工の必須アイテム『アラカン』 これでシートスポンジを削って形を整えます。いわゆるアンコ抜きです。
削り始めるとスポンジまみれになってしまいます!削りカスが厄介ですので、室内でやる場合は要注意!シートに跨った時、股がフィットする箇所を低くするだけではなく、跨った時に足をまっすぐ出し易いようにシートの角を落とすイメージで削ります。削る位置は予めマーキングしておくと良いでしょう。
シートスポンジを削り終わったら、次はシート生地の張り替えです。シートを張るときは、縦方向 1 に仮止めしてから、横方向 2 に強く引っ張って固定するのがコツです(下図参照)。そうすれば横方向から見て窪んだ形状のシートでもキレイに張ることができます。
車種専用で裁縫されたものなら簡単ですが、1枚の生地をそのまま張る場合は少し難易度が上がります(写真は加工前のものです)。
足付きは格段に良くなりました!(・∀・) また、形状と生地のおかげで、加減速時・コーナリング時のフォームがかなり安定します。ただし、スポンジが薄くなったので、乗り心地は少し悪化する可能性があります。