和歌山北部ツーリング(たま駅長、あらぎ島、和歌山ラーメン)

 

今回は和歌山県北部をちょこっとツーリング。11月ともなると、さすがに早朝は寒いので、今日は少し遅めの出発です。

 

 

 

 

阪和自動車道  紀ノ川SA

阪和自動車道で和歌山方面へ。市街地ではそれほど寒さを感じませんが、高速道路を長時間走るとやっぱり寒い((((;゚Д゚)))) プルプル震えながら紀ノ川SAに到着。

紀ノ川SAの展望施設からの眺めは、夜景100選に選出された絶景なのです。確かに高いビルが少なく眺めは良いですが … 残念ながら真昼間  日が暮れると、紀ノ川に沿って輝く和歌山市街の灯が何とも美しい … ハズです。たぶん(´ー`A;)

 

 

 

 

中華そば  うらしま さん

本日は出発が遅かったので、既にお昼時(・∀・;) そんなわけで、まずは腹ごしらえです。和歌山北ICから国道24号線を東へ20分。和歌山ラーメンの老舗うらしまさんへやってきました。早ければ1時間程度で売り切れて営業終了することもある人気店です。お店に到着したのが開店後すぐだったので、運良く待ち時間なしで入店できましたが、店内は既に満席、当然のように相席でした。ちなみに、基本的なメニューは『中華そば』と『めし』のみです(゚ロ゚;)

さて肝心のお味は … やや硬めのストレート麺に、濃い豚骨醤油スープがよく絡み、癖になる旨さ!人気も納得です(´▽`人)  濃厚すぎて毎日はちょっと無理だけど … しばらく経つと無性に食べたくなる!? そんな感じです。また食べに来たいですね。

 

 

 

 

和歌山電鐵  貴志駅

次に向かったのは、たま駅長(猫の駅長さん)で有名な、和歌山電鐵(わかやまでんてつ)貴志川線 貴志駅。ここへは10年ほど前に一度訪れたことがあります。当時は田舎の無人駅という感じでしたが、久しぶりに来てみてビックリ!駅舎がキレイに建て替えられていました。

猫をイメージした可愛いデザインですが、よく見ると檜皮葺(ひわだぶき)の屋根ですね。ユーモアと伝統工法を掛け合わせた新駅舎は『たまミュージアム』や『たま博物館』と呼ばれているそうです。

 

さっそく中を覗いてみると…いきなり駅長がお出迎え!
よんたま 駅長代行

初代猫駅長のたまが亡くなった後、駅長代行だったニタマが駅長に、そして新たによんたまが駅長代行に就任したそうです。この日はよんたま駅長代行が勤務していました。ニタマ駅長・よんたま駅長代行は勤務時間と公休日が決まっているので、貴志駅に行く場合は、HPで事前にチェックしておいたほうが良いでしょう。また、駐輪場はありますが、駐車場はありませんので ご注意ください。

ちなみに…『たま』と聞くと、雄(オス)、雌(メス)どちらをイメージするでしょうか?国民的人気アニメの影響で雄(オス)のイメージが強いかもしれませんが、たま駅長は雌(メス)の三毛猫でした。ご存知の人も多いと思いますが、遺伝子の特性上、三毛猫の雄(オス)は滅多に生まれません。

 


どうやら↑これが駅長室⁉のようです(*^m^) 中は暖かいのかな?
ちょっと話が逸れますが…『猫バンバン』を ご存知でしょうか?寒い時期に野良猫が車のエンジンルームに潜んで暖を取っていることがあります。そうとは知らずにエンジン始動すると、猫がベルトやプーリーに巻き込まれて危険ですので、エンジン始動前にボンネットをバンバンと叩くことで、猫が驚いて逃げていくというもの。大抵の場合はドアの開閉音だけで逃げていくと思いますが、中には のんびりした猫や、小さな隙間に挟まって動けなくなる猫が居るかもしれないので、バンバンした後、エンジンルームから音がしないか確認すると良いでしょう。私も、スクーターのエンジンとメットイン底部の小さな隙間に猫が潜んでいて驚いた経験があります。猫は暖かくて狭い場所が好きなので、しょうがないですね (´~`;)

 

 

 

 

 

貴志駅を後にして、国道424号線を南へ走り、有田川町へ。続いて国道480号線で有田川に沿って東へ。いずれも交通量が少なく気持ちよ~く走行できました。おすすめルートです。

 

 

 

 

 

蔵王橋(ざおうばし)

市街地から有田川に沿って東へ約20km、緑の中にひときわ映える真っ赤な橋が視界に飛び込んできました。有田川の二川ダム湖に架かる吊橋 蔵王橋 です。せっかくなので、バイクを停めて渡ってみました。ここでは周囲の景色を楽しみながら渡りましょう…けっして足元は見てはいけません…(´ω`;)

 

 

 

 

 

あらぎ島

蔵王橋から更に東へ5km。有田川が大きく回り込むように曲がった箇所に造られた珍しい扇状の棚田 あらぎ島。ここは重要文化的景観に選定されています。


道の駅 あらぎの里 西隣の脇道に入って坂道を少し登ると展望台が設けてあり、絶好の撮影スポットになっています。あらぎ島は、季節によって違った表情を見ることができますので、また訪れてみたいと感じます。

灌漑(かんがい:水路を設け田畑に水を引くこと)の技術が発達する以前、傾斜により農業用水が管理しやすいことから江戸時代に全国各地(特に西日本)で棚田が多く造られましたが、傾斜地の影響で農業機械の導入が困難であり耕作に労力がかかる点や、山間地域の過疎化・高齢化等の理由により現在では減少傾向にあります。

近年、ドローンと画像解析技術を用いた農薬・肥料等のピンポイント散布や、GPSを使用した農業機械(トラクタ・田植え機・コンバイン)の自動運転等、新技術の登場によって農業も変わりつつあります。こういった新技術も将来的に導入コストが抑えられ、より一般的になれば、棚田の耕作においても活用できるものが有ると思います。技術の進歩によって農作業における人手不足の問題解消や生産性向上だけでなく、棚田の保全にも活用できれば良いですね。

 

 

 

 

 

本日の走行ルート


 A. 阪和自動車道 紀ノ川SA
 B. 中華そば うらしま
 C. 和歌山電鐵 貴志駅
 D. 蔵王橋
 E. あらぎ島

 

 

 


帰宅後、お土産に買ってきた お菓子をポリポリ食べながら次回ツーリングを計画。もうケッコウ寒いので次は来年かニャ~(=^・ω・^=) なんて考えながらコタツで横になってウトウトしていると、邪魔だから起きろ!とコタツをバンバン叩かれました(-∀-;)笑

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください