滋賀南部ツーリング(比叡山・奥比叡ドライブウェイ、琵琶湖大橋、近江藤齋)

 

今季初のツーリングは、滋賀県の南部へ。シート加工で快適な乗り心地となったGSX-S1000で出発。


第二京阪道路で京都へ。そして京都市内を鴨川に沿って北上。

 

 

 

鴨川(かもがわ)


京都市内を南北に流れる一級河川。市民の憩いの場としてだけではなく、観光客にも人気のスポットで、この日も遊歩道で多くの外国人観光客を見かけました。そういえば、そろそろ川床で賑わう季節ですね (≧▽≦)

 

くちばしの先端が黄色いのでカルガモですね。鴨の多くは渡り鳥(冬鳥)ですので、この時期は日本に居ませんが、カルガモは1年を通して日本で過ごす留鳥です。ちなみに、私たちが口にする鴨肉の多くは、マガモと その交配種(アヒルやアイガモ)です。それを知ってか知らずか…マガモは警戒心が強く、めちゃくちゃ逃げ足が速いとか(笑)

 

ところで、鴨川の名前の由来は、鴨(カモ)が多く飛来・生息しているから?…ではなさそうです。そもそも、鴨川賀茂川 2つの異なる表記を目にしますが、これは上賀茂神社下鴨神社がその名前の由来とされている為です。もともと1つの神社であったと言われる双方の神社の所在地は、下鴨神社が高野川と合流する付近に、そこから川沿いに少し北上したところに上賀茂神社が位置することから、高野川との合流点以北を賀茂川、以南を鴨川、と表記するのが一般的です(諸説あります)。
ちなみに、高野川との合流点付近に架かる出町橋の袂には、鯖街道口の石碑が立っており、若狭と京都を結ぶ鯖街道の終着点であることを示しています。福井から京都へ至る鯖街道をツーリングした時の様子はコチラ↓

周山街道・鯖街道ツーリング(美山かやぶきの里・熊川宿)

 

 

 

 

比叡山・奥比叡ドライブウェイ

鴨川で休憩後、下鴨大津線で滋賀方面へ走り、比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイへやって来ました。比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイは比叡山を縦断する全長20km程の有料道路で、両者は山頂付近で繋がっています。簡単に説明すると南側の出入口(田の谷峠料金所)から山頂までが比叡山ドライブウェイ。山頂から北側の出入口(仰木料金所)までを結ぶ道が奥比叡ドライブウェイです。

この有料道路、なんで2つに分かれてるのかな?と思ったら、運営する会社が異なるようです。通行料金に関しては、出口(料金所)でまとめて支払うことができますが、途中に設けてある検札所を通過する際、入り口で発行される通行券を通す必要があります。検札所を通過した回数によって料金が変わりますので、HPで事前に通行料金を調べておくとよいでしょう。ちなみにETCは利用できません。

 

いずれも展望は素晴らしく、天気の良い日に走るとホントに気持ち良いです。交通量も少なく、有料道路だけあって舗装もキレイで走りやすいので、ツーリングに超オススメのスポットです。ただし、奥比叡ドライブウェイは日曜・祝日 二輪通行禁止ですので注意しましょう。

 

 

 

 

比叡山峰道レストランさん

絶景ドライブウェイ内のお食事処。店内から琵琶湖と大津・草津の街並みを一望できる展望レストランです。眼下に広がる景色を楽しみながら、比叡山名物のごま豆腐ぜんざいを!(*’∀’人)


ごま豆腐と言えば精進料理の定番ですね。ごま豆腐は、大豆を使った豆腐とは異なり、すり鉢でゴリゴリとペースト状になるまで擦ったごまに葛粉を混ぜ、火にかけて練り込んで作られます(今は練りごまを使用するのが一般的だと思います)。程よい甘さで美味しく頂きました。小腹を満たして再出発!

 

 

比叡山・奥比叡ドライブウェイの走行動画

 

 

 

 

 

近江藤齋さん

比叡山・奥比叡ドライブウェイを走り抜け、北東に走って真野方面へ。向かった先は近江藤齋さん。近江の素材にこだわって創られる銘菓の数々はまさに絶品。そんな和菓子の名店で本日のお土産を購入。

 

多くの商品の中からチョイスしたのは藤齋最中。近江羽二重餅米から作られた最中種(皮)に、氷砂糖のみで炊き上げた上品な甘さの餡をひとつずつ手詰めした逸品です。最中種(皮)と餡だけのシンプルな菓子だけに、素材と製法へのこだわりが重要なんですね。他とはひと味違います。また立ち寄りたいお店です( ´∀`)

 

 

 

 

琵琶湖大橋

続いて訪れたのは琵琶湖に架けられた美しいアーチを描く琵琶湖大橋。琵琶湖の東西、大津(堅田)と守山を繋ぐ長さ1.4kmにも及ぶ琵琶湖大橋は、地域経済と地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

鉄道が普及する以前は、日本海で獲れた海産物などを京阪神へ、また京阪神から日本海側へ生活物資などの輸送に琵琶湖の水運が多く利用されていた為、琵琶湖の東西間が一番狭くなるこの地域は港町として栄え、湖上水運の要衝となっていました。当時から地域経済に影響のある重要な土地だったというワケですね。ところで、琵琶湖大橋は、大津堅田側(西側)だけが高くなっており、緩やかなアーチ状になっていますが、なぜこんな形をしているか解りますか?答えはカンタン。大型の船舶が橋の下を行き来する為ですね(*^-^*)

 

 

 

 

道の駅 びわ湖大橋米プラザ

琵琶湖大橋の堅田側に隣接する道の駅 琵琶湖大橋米プラザにも立ち寄りました。特に何が有るというわけではない普通の道の駅ですが、観光スポットとして琵琶湖大橋へ訪れる人も多いのか、平日にも関わらず広い駐車場が ほぼ満車でした。ちなみに、道の駅の壁面に描かれているのは れっきとしたアートです。芸術センスが無い人には解りません(笑)

 

道の駅の裏手に何やら大きな船が停泊していました。後で調べてみたところ、滋賀県内の全ての小学5年生を対象として、1泊2日の日程で、乗船・航海・宿泊を通して、びわ湖の環境について学ぶ体験型の校外学習があるそうです。その校外学習を行うのが、写真の船『教育学習船 うみのこ』だそうです。これは初代うみのこで、現在は2018年に就航した2代目が活躍しているとのこと。滋賀県ではそんな校外学習があるんですね。全然知りませんでした (*゚.゚)

でも、船で1日過ごすとなると船酔いが心配…と思ってしまいますが、大型船舶には揺れを軽減する様々な仕組みが備わっているのをご存知でしょうか?例えば、ビルジキールと呼ばれるヒレのような鋼板を船底の両側に取り付け、水の抵抗を利用して横揺れを防止するものや、フィンスタビライザーと呼ばれる水中翼の角度を制御することで、航走中に揚力を発生させて船体を水平にすることができますうみのこ の詳しい仕様はワカリマセン)。他にも、船体の両サイドに設置したタンクを繋ぎ、横揺れの際に両タンク間を移動する水流を制御することで揺れを打ち消すアンチローリングタンクという装置もあるようです。文章だけでは解らない??それでは絵を描きましょう!

見事な画伯っぷり。芸術センスが無い人には解らないカモ(笑) そういえば、長い間大きな船に乗ってないなぁ。次回ツーリングは久しぶりにフェリーで四国でも行ってみようかな。ツーリングでフェリーを利用すると、乗船中に走行ルートや、立ち寄り先情報なんかをのんびりチェックできるので、けっこう好きなんです。四国もいいけど、小豆島へ渡るのもいいですね。思い切ってフェリーで九州まで足を延ばすのもアリですね…う~ん悩みどころです。私の心は揺れてます(笑)

 

 

 

 

ロックベイガーデンさん

琵琶湖大橋を渡ってから、琵琶湖に沿って南へ。本日最後に訪れたのはロックベイガーデンさん。旅の締めくくりに、コチラでご馳走を!(´▽`人) 

 

近江牛御膳
霜降り近江牛サーロインステーキをオンザライス(近江米100%)。溢れ出る良質であっさりした脂の甘みと旨味!お肉もメチャ柔らかく口の中でとろける食感は最高です!(・∀・)

 

 

 

 

本日の主な走行ルート


 A. 鴨川
 B. 比叡山ドライブウェイ 田の谷峠料金所
 C. 峰道レストラン
 D. 奥比叡ドライブウェイ 仰木料金所
 E. 近江藤齋
 F. 道の駅 びわ湖大橋米プラザ
 G. ロックベイガーデン

 

帰宅後、夕食で食べた肉がチョット硬い(近江牛に比べて)と言ったら、それ以来 食卓から肉が消えました…(-∀-;) これはヤバイ!しっかりゴマ擦りしておきます(笑)

 

 

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