厳しい残暑が続く中、ツーリングへ行ってきました。今回は京都北部、舞鶴へ。
ガレリア亀岡
高槻から一山越えて亀岡へ。山陰道(国道9号線)に面し、ガラス張りの大きな建物が一際目を引く道の駅ガレリア亀岡でちょっと休憩。
トイレや自販機、公衆電話は24時間利用可能ですので、ツーリングの待ち合わせ等にとても便利です。それならコンビニでもいいじゃん!?と思うかもしれませんが、コンビニチェーンのドミナント戦略により、同じ地区に数店舗出店していることも珍しくないので、近くなんだけど集合場所(店舗)を間違えてた~!?なんてコトになる可能性も(笑)
さて、ガレリア亀岡から北東へ走って、周山街道(国道162号線)へ合流し北上。 途中、のどかな風景をバックにパチリ。
引揚記念公園
周山街道を北上し、若狭湾沿いの丹後街道(国道27号線)で東舞鶴へ。 まずは、平和の尊さを未来に語り続ける引揚記念公園と復元された引揚桟橋を見学。
クレインブリッジ
引揚記念公園の少し南に位置するクレインブリッジ。日本海側では最大級の斜張橋です。
クレイン(crane)とは日本語で鶴の意。その名の通り二羽の鶴をイメージして作られたそうです。二羽の鶴だから、つるつる橋 !?かな?(#^^#)
ところで、斜張橋と吊り橋の違いってご存知でしょうか?パッと見はよく似ていますが、少し構造が異なります。斜張橋とは塔から斜めに伸ばしたケーブルで橋桁を支える構造になっています。一方、吊り橋は塔に張られたケーブルから垂直に伸びたハンガーで橋桁を支える仕組みで、その構造上アンカーレイジと呼ばれる橋台も必要になります。吊り橋といえば世界最長の吊り橋が日本にありますね。そう、明石海峡大橋です。
クレインブリッジと明石海峡大橋の二つを見比べてみると形状が全然違うでしょ。えっ?写真が小さくて分かり難い?それでは図で説明しましょう。
↑ これを見れば両者の違いが一目瞭然。いつもながら見事な画伯っぷり。上手すぎてスイマセン(笑)ちなみに、明石海峡大橋は、橋長3911m 中央支間長1991mですが、阪神淡路大震災で発生した地盤のズレにより、当初の設計より1m長くなってしまったのは有名な話です。
舞鶴赤れんがパーク(赤れんが倉庫群)
続いて訪れたのは、異国情緒漂う舞鶴の人気観光スポット舞鶴赤れんがパーク。この赤れんが倉庫群は旧海軍時代の建造物で、軍事関連の倉庫として使用されていたそうです。
明治時代を思わせる、どこか懐かしい倉庫群の雰囲気。テレビドラマや映画のロケ地として利用されることも多いそうです。
倉庫の一部は資料館になっています。他にも、多目的ホールやショップ、カフェ等としても利用されているようです。
一口にれんがといっても、様々な製法や寸法(規格)、積み方があるわけですが、いずれにしても れんが造りの建造物は、とても堅牢に見えますよね? ですが、鉄筋コンクリート造りの建造物に比べると地震に弱い為、現在ではあまり用いられることは無く、古いれんが造りの建造物も耐震補強を施しているものが多いようです。身近にれんが造りの建造物があるけど?? …と思ったあなた、それは よく見るとレンガ風タイル !? を貼り付けてるだけかも(笑)
護衛艦みょうこう
赤れんがパーク周辺を見て回っていると、赤れんがパーク駐車場から、隣接する海上自衛隊北吸桟橋に停泊している艦艇を見ることができました。 それにしても、とにかくデカい! Σ(゚Д゚;) 全長161メートル!かなり遠くから撮っていますが、近くで見るとスゴイ迫力だと思います! もっと間近で見たい場合は、北吸桟橋で艦艇見学が可能です。なんと艦艇の甲板上に上がれる日もあるとか!(海上自衛隊舞鶴地方隊のHPで見学日程を公開しています)。
掃海艦すがしま
多用途支援艦ひうち
多用途支援艦ひうちは救難活動や災害派遣等、各種支援活動を行います。
一通り見て廻ったあと、海軍サイダーで一息入れて再出発!丹後街道(国道27号線)で西舞鶴方面へ向かいます。
五老ヶ岳公園・五老スカイタワー
丹後街道(国道27号線)で西舞鶴へ向かう途中で少し寄り道を。丹後街道から五老ヶ岳のタイトなワインディングを駆け上がり 、五老ヶ岳の山頂公園へやってきました。舞鶴湾が一望できる五老ヶ岳の山頂公園は、なんと近畿百景の第一位に選ばれた絶景スポットなのです!
絶景ですね~(*’▽’) 先ほど立ち寄ったクレインブリッジがどこかに写ってますが、どこだか分かりますか?(^^♪
それにしても、そもそも近畿百景って誰が決めたんでしょうか?日本三大○○とか よく耳にしますが、あれは言ったもん勝ちで、宣伝のために誰かが言い出したことが世間に浸透しただけ!? って場合が多いです(^^;)近畿百景もチョット怪しい…と思って調べると、30年ほど前に公募により選出されたランキングのようです(失礼しました…汗)
ランキングを見てみると当ブログでも訪れたことのある観光地がいくつかありました。まぁ、通りかかっただけのところもあるけどね…汗(リンクは当ブログ内の該当記事です)
1 位 五老ヶ岳からの舞鶴湾
2 位 辰鼓楼
3 位 淡路島
13 位 千種川
27 位 渡月橋
28 位 奈良公園
33 位 彦根城
34 位 城崎温泉
40 位 月ヶ瀬梅渓
41 位 橋杭岩
52 位 天橋立
60 位 竹田城跡
62 位 竹野浜
67 位 谷瀬の吊り橋
79 位 琵琶湖大橋
81 位 経ヶ岬灯台
94 位 余部橋梁
このブログを始める前に訪れた場所も含めるともっと多いですが、まだまだ行ってみたい場所もたくさんありました。今後のツーリングプランの参考にしたいと思います。
舞鶴港とれとれセンター
次に向かったのは道の駅 舞鶴港とれとれセンター。舞鶴港で水揚げされた新鮮な海産物の直売所です。こちらでお土産を物色。
新鮮処 魚里
さて、本日最後に立ち寄ったのは魚里さん。舞鶴港で水揚げされた旬の魚を低価格でたっぷりと味わうことができる店です。
実はこのお店には以前にも訪れたことがあるのです。もう何年も前なので記憶が曖昧ですが、その時は貸し切りになっていて入店できなかったと記憶しています。せっかく舞鶴に来たので、今回こそは!という思いで再び訪れたわけですが…
時化(しけ)のため、ネタに限りが!( ;∀;)
そんなわけで、小振りな海鮮丼になっちゃいました(^^;) でも、味は間違いありません。最高です!これはもう、口の中が海ですよ(意味不明)笑
↓よろしければ、舞鶴ツーリングの動画もご覧ください。
本日の主な走行ルート
走行距離290㎞
A. ガレリア亀岡
B. 引揚記念公園・桟橋
C. クレインブリッジ
D. 舞鶴赤レンガパーク
E. 五老スカイタワー
F. 舞鶴港とれとれセンター
G. 魚里
最後にひとつ問題。道路標識等で使用される舞鶴(まいづる)のローマ字表記は …『 MAIDURU 』それとも『 MAIZURU 』どちらでしょうか? (^^)