暑い中、ツーリング行ってきました。 今回の行き先は福井方面。鯖寿司を食べに行ってきます。
数年前にも一度ツーリングで鯖寿司を食べたことがありますが、なかなか美味しかったので、いつかまた行きたいと思ってたんです ( ´艸`) ただ、今回はあまり下調べする時間が無かったので、昼食のお店以外はな~んにも決めていない、行き当たりばったりツーリング !? です(汗)
猛暑でのツーリングというコトで、暑さ対策として…
①ROUGH & ROAD ダイレクトエアメッシュジャケット
網にプロテクターが付いてるだけ !? という感じのスケスケジャケット。通気性は最高。
②RSタイチ クールライドシャツ
汗を素早く外部へ発散しサラッとしてベトつかず、脇部分は通気性に優れたメッシュを配置。また、縫い代が肌側に出ないフラットシームを採用してます。もちろん抗菌&防臭加工。
③MAGICOOL マイファンモバイル (携帯扇風機)
首にかけると首元に風があたるように作られてます。もちろん走行中は使用できませんが、立ち寄り先で その効果をチェックしたいと思います。
まずは京都へ向かい、周山街道を走って小浜を目指すことに。最初に高山寺近くの茶屋で一休み。 この辺りまでは交通量がけっこう多くてぐったりですが、休憩もそこそこに先を急ぎます。
北へ向かうにつれてだんだんと交通量が減り、走り易くなってきました。 さっき休憩したばかりですが、道の駅ウッディー京北で またまた一休み(^_^;)
こちらで恒例のご当地ソフト。今回は京唐菜ソフト。
京唐菜とは、京都市と京都大学が開発したビタミンCやカルシウムを豊富に含む新品種の唐辛子です。しかも、唐辛子に含まれるカプサイシンと同様の発汗作用を持ちながら、 辛味がないカプシノイドと言われる成分を多く含むように品種改良された 京唐菜を使ったソフトクリームなんだそうです。京唐菜の葉がそのまま入っているようで、なかなか面白い食感!美味しかったッス。
そして、ここで首かけ用の扇風機 登場!首にかけてスイッチON!
効果は…
…
…
…
まぁ、そこそこ…かな (´ω`;) ただし屋外で風がある場所で使用する場合は効果半減。自然の風が吹いていれば そっちの方が涼しいです。屋内や無風の場所でないと効果は薄いね。もっと風量が必要です。ちょっと期待はずれかな !?
まさに日本昔話の世界という感じですが、かやぶきの里は、今も多くのかやぶき民家が残っており、重要伝統建造物群保存地区に選定されてます。かやぶきとは、カヤ等を用いて造られた屋根の一種です。なんとなく日本独自のものだと思ってしまいがちですが、実はそうではなく世界中で同じような屋根の構造を持つ建造物が存在するようです。かやぶき屋根は通気・断熱性が良い反面、火災に弱く定期的なメンテナンスが必要である等の理由から、瓦の普及に伴い徐々に姿を消したそうです。
続いて周山街道を更に北へ。 周山街道は有名なツーリングコースです。とても走りやすく、この日も多くのライダーを見かけました。ただ、ところどころ路面の荒れが目立ち、工事規制(片側通行)も多いので スピードは控えめに。
周山街道ひた走り、名田庄村から県道16号線を経由して、県道1号線を走って日本海側へ。その途中、川沿いの快走路を走行中に、山の方へ眼をやると …きのこの山 !? ではなく きのこの森 を発見!Σ(゚д゚;)
きのこタワー!
ここは日本でも珍しいきのこの博物館などがある、きのこのテーマパーク !? なんだそうです。ちょっと見ていこうかと思ったけど…また今度…(´▽`;)
きのこの森をスルーし、県道1号線を日本海側へ走り、国道27号線へ入ると海が見えてきました。
この辺りは海水浴が点在しており、交通量がケッコウ多くて疲れます。
国道27号線を東へ向かい小浜市の中心地へ向かうと、若狭おばま食文化館付近で何やらお祭り騒ぎが!日本海文化交流事業の一環で、青森から出発し、10道県14港 を巡航中の復元北前船みちのく丸が小浜市に寄港しており、歓迎式典の最中でした。 特設ステージでは子供達が歌って踊って、テレビの取材も来てました。
こちら↓が北前船みちのく丸。
北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて、北陸以北の日本海沿岸諸港から関門海峡を経て瀬戸内海を行き交っていた船のことをいいます。もっと大きな船をイメージしてましたが なんか頼りなさそうな船(失礼)ですね。日本海の荒波に耐えられるのでしょうか?(・_・;)
次に、みちのく丸の歓迎式典会場からほど近い泉町商店街へ。ここには小浜と京都を繋ぐ鯖街道の資料館があります。以前にも訪れた事がありますが、その時は近くにショッピングセンターがあったと記憶してましたが、取り壊されており、以前と様子が違っていてチョット迷いました(^▽^;)
そして、この商店街には鯖街道の起点があります。さぁココから鯖街道を走って京都へ向かいます!
そして、今日のメシはコチラ。熊川宿で焼きたての焼鯖寿司を振る舞う、鯖寿司の老舗 きく家さん
今日のツーリングの立ち寄り先で、唯一下調べしてきた お店です。しかし、のれんがかかっていない? たしか年中無休だったハズ?と思いながら店内を覗いてみようと思ったその時、一人のオッサンが近寄ってきて、私に一言 … 『 きく家さんは廃業しましたよぉ~ 』へぇ~そうなんですかぁ…… って、おい!マジっすか! ( ̄□ ̄;)楽しみにしてたのに (涙)
気を取り直して、スグ近くにある葛と鯖寿しの店
まる志んさん へ
こちらで焼鯖寿司をいただきました。
竹の皮で包まれて出てきました。 以前に食べた焼鯖寿司とは また少し味が違っていて美味しかったです。以前に食べたものは、焼鯖とお米の間に しそ(紫蘇)が挟んであり、よい味のアクセントになっていたのを覚えてます。お店によってずいぶんと味も違うみたいなので、来年あたり また鯖寿司を食べに来たいと思います ( ´艸`)
食後のデザートに葛ソフトをペロリ。甘さ控えめでエエ感じ。ごちそうサバでした ( ̄∀ ̄)
さてさて 焼鯖寿司でお腹を満たし、鯖街道(国道367号)で いざ京都へ。 一般的に鯖街道とは、現在の国道367号線のことを指しますが、先程走ってきた周山街道や琵琶湖の西側(現在の国道161号)のルートも鯖街道の一つで、琵琶湖の水運を利用して京都へ至るルートなんかもあったようです。
鉄道や自動車が普及する以前、若狭湾で取れたサバを徒歩で京都に運んだ道であったことから、このように呼ばれるようになったと言われていますが、若狭湾で取れたサバに塩をまぶして京都まで運ぶと、着いた頃にちょうど良い味になったと言われてます。
関西で鯖の煮付けと言えば醤油で味付けされたものが一般的ですが、関東では鯖の煮付けは味噌で煮込むのが当たり前です。これは鯖街道の影響で、昔から関西には塩サバが多く入ってきた為に、甘みのある味噌とは相性が悪く、醤油で煮込んだものが好まれたからだと言われています。
そんな 鯖街道 をのんびり走って、京都の出町柳にある鯖街道の終着地へ。『京は遠ても十八里』。バイクだとあっと言う間ですが、昔の人は二日かけて 京都まで鯖を運んだそうです。 昔の人は偉かったのね。 頭が下がります。
◆本日の主な走行ルート◆
走行距離は、だいたい 280km ぐらい… だと思う。←サバ読み !? (笑)
A. 茶屋
B. ウッディー京北
C. 美山かやぶきの里
D. きのこの森
E. 若狭おばま食文化館
F. 泉町商店街鯖街道資料館
G. 熊川宿
H. 出町柳(鯖街道口)
今日は暑かったですが、炎天下でもツーリングOKですね。メッシュジャケットのおかげで、走行中はあまり暑さを感じないし、立ち寄り先でも 暑さ対策すればなんとかなる Yes, we can !